10月10日の体育の日に、ひたちなか市総合運動公園総合体育館にて、茨城新聞社杯のドッジボール選手権が行われました。
本大会は、夏と冬に行われる全日本ドッジボール選手権の茨城県予選に次ぐ、大きな大会であり、子供達も緊張のせいか、それとも単なる眠いせいか、道中のバスではいつもの元気があまり伝わってきませんでした(帰りのバスは最悪でしたが)。
ひたちなか市に向かう道中、サツマイモ畑が多く見られ、おいしい干し芋を予感しつつ、放射能の影響がなければ良いなと感じながら、久しぶりのひたちなか応援に帯同させて頂きました。
さて、大会の結果です。
優 勝 :バイオレンス国田
準優勝 : 茨城KOSMO
3 位 : 三の丸フレンドリーキッズ
つくばブレイズは健闘空しく、2回戦敗退でした。
予選1回戦 : VS三の丸フレンドリーキッズ(8-10×)
予選2回戦 : VS見川ソウルウインズ (10-6○)
予選3回戦 : VS浜田フェニックス(11-5○)
決勝1回戦 : VS大岩田団地ミッキーズJr(9-8○ サドンデスでの勝利)
決勝2回戦 : VS茨城KOSMO (6-9×)
ここからは個々の試合についての内容と感想です。
予選1回戦:VS三の丸フレンドリーキッズ
三の丸さんはジュニア時代からよく対戦しており、かなりの強豪チームです。初戦の入りが大事なのはこれまでの経験から十分にわかっていたところですが、やはりみんな動きが硬かった。アタッカー陣も肩に力が入ってしまい、ワンバウンド投球。双子のK君は、いきなり耳元にボールが当たってしまい、少し元気をなくした様子でしたが、その後見事アタック決めて内野に生還。この試合はスコアが示すとおり、非常に惜しく、硬ささえなければ、もう一本キャッチやアタックが決まれば、強豪チームに勝てたかもしれない内容でした。
予選2回戦 : VS見川ソウルウインズ
この試合では、3年生のS君が大活躍。見事二本のキャッチを決めました。さすが、試合前にコーチに出たいと訴えただけあります。初戦に比べて、内外野のパスも本来の調子を取り戻し、特に6年生S君のアタックがよく決まりました。さすがブレイズのエースアタッカー。我が息子5年生のKも外野からアタックを決め、内野に戻ることができました。自信を持てばできるんだよ(by父より)。4年生のK君も慣れない外野で一人奮闘しました。きっと良い経験になるでしょう。
予選3回戦 : VS浜田フェニックス
たぶん、この試合が今日の1番だと思います。
内外野のパスもスムーズで、キャッチやボールの見極めもみんなしっかりできていました。
左のエースアタッカー5年生Y君は、この試合から波に乗ってきました。双子の弟S君も外野サイドからしっかりアタックを決めました。何と言ってもこの試合のファインプレイは、5年生T君のカバー。大きく跳ね上がったボールをしっかりカバーできました。帰りのバスではビデオを見ながら「かっこいい」コールが沸き上がっていました。5年生キャプテンY君の外野からのパス回しの良さも、内野アタッカー陣の成功率を高めた要因ではないでしょうか。この試合を見る限り、ブレイズ確実に進歩しています。
決勝1回戦 : VS大岩田団地ミッキーズJr
この試合は正に激闘でした。特に4年生のT君とK君。相手アタッカーの強いボールをよくキャッチできました。どうしても狙われますが、今日は予選でもキャッチできていたので、何とか踏ん張ることができました。双方のチーム、決め手を欠き、サドンデス延長へ突入。ここで劇的な幕切れがありました。左のエースアタッカー5年生Y君の強烈なボール。相手選手の肩付近に見事ヒットし、ブレイズの勝利。本日一番の盛り上がりでした。今日のブレイズどうしたの?何か起こるかもしれない。誰もがそう思った瞬間でした。
決勝2回戦 : VS茨城KOSMO
茨城KOSMOさんは超大型チーム。特に1番の身長は高校生?というくらい立派です。でも、今日のブレイズはそれに臆することなく何かやってくれるでしょう。ジャンプボールは5年生Mちゃん。これまで負けたことがありません。がしかし・・・・。何とも攻撃から始まらないブレイズを見るのは久しぶりです。何か雲行きがあやしい。予感は的中し、どうも今までのブレイズらしくない(それともこれが本来のブレイズ?)。確かに1番のボールは強いが、よく見れば取れるはず。パス回しもカットされるばかり。終いには個人プレー。どうやら、1番の高さに翻弄された感じ。全く良いところなく、ゲーム終了。前戦のサドンデスで燃え尽きてしまったのか?本当に反省点の多いゲームでした。
試合後のコーチのコメント:声が出ていない。パス回しが雑。個人プレーが多い。
おまけ:小学生女子の部
5年生のMちゃんと4年生のKちゃんは、真壁ウイングスにレンタルされ、3試合行いました。結果は3位?だったけど、即席チームの割にはよく頑張っていました。Kちゃんは一回も当たらなかったのでは?日頃ブレイズの厳しい練習で鍛えられているおかげかも。
4年生の両Y君、3年生のK君、あまり出場する機会はなかったけど、ベンチからしっかり応援していました。よく声が届いていましたよ。
さて、コーチ、ご父兄の皆様、大変ご苦労様でした。ワンプレー・ワンプレーに一喜一憂しながら、子供達に大きな声援ありがとうございました。この声援がこれからのブレイズの躍進にきっとつながると思います。目指せ、全国(制覇?)。
追記:バイオレンス国田さんの試合を見て。
全国優勝チームと言うことで、大変な注目がありました。その中で再び圧倒的な強さで優勝できたのは見事です。
バイオレンスさんの強さを少し解析してみました。
1.絶対に崩れない守備陣形。サイド攻撃されても陣形が全く乱れません。基本中の基本ですが、これができているのは参加チーム中バイオレンスさんだけでした。
2.ボールから目を切らさず、頭を下げ過ぎない。顔付近のボールは頭を下げて避けるチームが多い中、バイオレンスさんは上体を少し起こして、キャッチに行っています。
3.決して慌てない。不利な状況になると個人プレーに走りがちですが、バイオレンスさんは決して慌てず、個々人がきちんと役割を理解し、最後までチームプレーをします。
4.誰でも外野から内野に戻れる。ある意味12人全員がアタッカーの素質を備えています。
ドッジボールの場合、アタックが目立ってしまいますが、バイオレンスさんの試合を見て、やはり守備が基本にあり、12人全員がその基本をしっかりマスターしていれば、試合に負けることはないと感じました。
以上、雑多な感想ですが、本日のご報告とさせて頂きます。
なるほど、昨日の「かっこいいよ!」コールの謎がこれで解せました。
返信削除I川さん、ありがとうございます!(^-^)
浜田フェニックスさんの試合では、いつもカバーできていないボールをカバーでき、コーチにもほめられて嬉しかったです。
返信削除よもあーたんさんへ
返信削除4年Tからの伝言です。
「ぼくがはじいたボールをカバーしてくれてありがとう。」
だそうです。これからもよろしく。
2日間、みなさんお疲れ様でした~
返信削除残念ながら決勝トーナメントでは2回戦で敗退してしまいましたが、いいところたくさん見れましたよ。
わが息子が狙われているところみてヒヤヒヤもんでしたが、
キャッチできて良かった。
KOSMOさんとの試合では守りが崩れてあっという間に
アウトになってしまいましたが・・・
バイオレンス国田さんの試合をまじまじと見ましたがターンが速いのは当たり前としてもバックステップ?(後ずさり?)がとても速くてビックリしました。
ガールズの部でわが娘も参加させていただきましたが、ブレイズの試合以上に母親の私は緊張してしまいました。
真壁ウイングスさん、お世話になりました。また機会がありましたらよろしくお願いします。
本当に決勝トーナメント1回戦までは仲間に助けられましたね。キャッチしたのにボールごと後ろに吹っ飛ばされたY。いつもなら床に激突してもボールを離さないのに・・。サドンデスになった時、彼は外野にいました。長引けば長引くほど、『もし負けたら自分がアウトになったせい、アウトを取って内野に戻れないせい』と緊張で動きが悪くなる、とハラハラしながら見守っていましたが、速い段階で同級生のアタックに助けられました。
返信削除2回戦の後にコーチが「個人プレーが多い。自分のことしか考えない」と仰るのを聞いて、1回戦の時の(アウトになった息子が自分のせいで・・と 思って萎縮する)という発想自体が間違いかも、と思いました。
どんなに練習しても、プレーに絶対はありません。負けたのは誰かひとりのミスのためではなく、仲間のミスをカバー出来ずに立て直すことが出来なかったためです。
「アウトにならないように」ではなくて「アウトにならない息のあった守備をしよう」「カットに出よう」「カバーしよう」「外野からアタックが決まるいいパスを出そう」
「アタックが決まってくれれば」ではなくて「アタックが決まるバスを出そう」
各自が常にそう思うようになれば、ブレイズは壁を越えられるはずです。
子どもがミスしないことを願ってばかりいると、子どもは自分のミスを恐れて力を発揮できません。子どもが活躍することを願いすぎると、子どもは動きが悪くなるし肩に力が入ってしまいます。
親は悪いプレッシャーをかけず、技術的なことや試合戦略はコーチを信じてお任せし、我が子が仲間と力を合わせて挑戦するのを見守っていきましょう。
この日ブレイズは初めてのチャンピオンシップの部に参戦。
返信削除最初の試合まではちょっと時間が空きます。
ん?Bコートはいきなり決勝戦?の雰囲気。国田さんVS長岡さんです。
茨城の2強チーム、よもや予選で激突とは。。しかも初戦。。と、誰もが思ったはず。
そしてなんと長岡さんが勝利!いやー、ちょっとびっくりしました。
今年度国田さんが落としたセットなんて数回しか見てません。
まぁでも国田さんはこの後はきっちり修正。さすがですねー。
その長岡さんは決勝トーナメント2回戦でよつわさんに敗れるという大波乱。
まさか長岡さんが8強にも残れなかったとは・・!いや、よつわさんも毎年強いんですけどね。
でも、今回4強、8強の常連チームが1回戦、2回戦で敗退していたり、予選下位でも試合ごとに調子をあげて勝ち上がっていくチームがあったりと、国田さんが頭ひとつ抜けているけど他は横一線なのかなぁと思いました。ちょっとしたミスや気持ちの持ち方で結果はいくらでも変わってしまうのかも。
やっぱりチャンピオンシップの部。楽な試合なんてないですね。勉強になりました。
さてさてブレイズは初戦の三の丸さんとの試合。
ほんと、みんな硬かった~。いいようにパスを回されボールをキープされてしまって。。
アタッカー陣!カットに出ないと!
やることやって負けたのならしかたないけど、攻めていく姿勢で闘わないと格上チームに勝つことなんてできないぞ!
2戦目
ここは勝たないと!と両チーム思っていたはず。
見川さんとは前週の大会でも対戦しています。前回は辛くもうちが勝てたけど、相手はリベンジを誓って向かってくるのは必須。気持ちで負けちゃいけないと思いました。
この試合、コーチが外野のSくんを早々に内野に戻したのを見て「えっ?早くない?」と若干心配しましたが、K大のアタックもきまったし、外野に出たみんながちゃんと役目を果たすことができました。拍手!
「チームみんなでやる、という意識を持たせるため、いろんなメンバーに外野をやらせたかった」(コーチ談)
なるほど。声もよく出ていたし、攻撃もいいパスが繋がるようになったし、やっと調子がでてきたか?という感じ。
3戦目
前の試合のいいムードそのままに、一番よく動けていた試合だったと思います。
攻撃のリズムも良かったし、守備も良かった。アタッカー以外のメンバーのアタック成功やナイスカバーはチームが盛り上がりますね!
決勝トーナメント1回戦
岩瀬さんと大岩田さんの元気いっぱいの合同チーム。夏から何回も練習試合で対戦させていただいてます。
お互いに強み・弱みを分かっているのでやはり接戦になりました。当然、向こうはこちらの弱いところをついてきます。でもこの日は狙われた4年生がよーく踏ん張りました!HERO'Sカップでも大活躍のT河の見事な連続キャッチ!
「絶対とってやる!」という気迫が伝わってきました。(連絡員は涙が出そうでした。。)
終了間際のK琉のキャッチもお見事!春の大会で、同じような局面でアウトになってしまったシーンがあったけど、もうあの時のK琉じゃなかった。
4年生以下のメンバーは前日のジュニアの部もあったから疲れもあったと思います。
でもほんとによく頑張ってくれました。
さぁ、4年生がこんだけ頑張ったんだから、この試合絶対に勝たないと!
今年度初めてのサドンデス。
こういう時、Mちゃんの身長とジャンプボール成功率の高さがほんとにほんとにありがたいです。。(>人<。)
Y輔に「よくあそこでアタックいったね」と言ったら6年生Sくんに投げる直前、
「アタック行け!!」
って言われたのだそうです。なので「よしっっ!」と思いっきり投げられたので決まったのかも、と言ってました。
サドンデスは守る方も攻める方も緊張するし、「失敗しちゃいけない!」と思うあまり、硬くなってしまうこともあるでしょう。アタッカーはパスするべきかアタックしようか一瞬迷うと思います。背中を押してくれたSくんに感謝!
試合終了のホイッスルと同時に抱き合って喜ぶみんなの姿、いいシーンでした~(*^_^*)
2回戦
大型アタッカーを擁するKOSMOさん。
でも彼を警戒するあまり、攻撃のリズムが崩れてしまってます。
守備の面でも内野から外野からバタバタッとアウトを取られて最後まで立て直せず。。(-_-;)
1回戦で燃え尽きたか・・?(早すぎ)
後で録画を見ながら何が悪かったのか反省しましょう。。
KOSMOさんの1番くん。
すべての試合を観たわけではないけれど、一番印象に残った選手でした。
ジャンパーもアタッカーもカットマンもこなし、なおかつキャプテン。
まさにチームの大黒柱です。
私が「すごいな~」と思ったのは、彼が内野からアタックやパス(すんごい球が飛んでくるわけですが)をした際に外野の子がワンタッチ出来なかったとき。
彼は外野に向かってジェスチャーで「ごめん!」と謝ってるんです。あまりに速すぎて、外野の子もキャッチするのが大変だと思うのですが、「タッチくらいしろよ!」ではなくて「ごめん!」と言ってもらえることで外野の子は「よし!次はしっかりとるぞ!」という気持ちになると思うんですよね。
アタッカーの女の子が体勢を崩して転んでしまった時も「大丈夫か?」って感じで真っ先に声をかけていたし、カットの時は「そこまで出ますか!」ってくらいにけっこうあぶない位置まで出たりして、あれは内野のチームメイトを守るために自分に相手アタッカーの注意をわざと引きつけるようにしているんでしょうね。外野に出てもすぐに戻れるという自信があるからでしょうけど。
大きな声や派手な動作で鼓舞するわけではないけど、気持ちやプレーでみんなを引っ張るタイプのキャプテンなんだなあと思って見ていました。
関東大会、頑張ってください!今年度チャンスがあったらもう1回対戦させていただきたいですねー。
全然関係ないですが、茨城KOSMOさんって毎年大柄な選手が多いですよね。どうしてかな。茨城町ってそういう土地柄?
水がいいのか食べ物が違うのか?
というわけでブレイズは「今回も」2回戦敗退。。なかなか結果はついてきませんが(^^;)みんな着実に進歩してますよー!いいところもあったし、悪いところもあった。みんなでそれを確認して、次に進みましょう!
真壁さんに声をかけてもらって女子の部に参加のMちゃんとKRR。
上大野さんとの試合ではやけにMちゃんが狙われてたな~なんで?でもことごとくそのアタックをキャッチ!
ガッツポーズも出ました!KRRはさすがに堅実な守備でしたね!
でも試合の後に「どうだった?」と聞いたら二人とも意外にも
「緊張した~(^^;)」
そうです。
「ミスしちゃいけないと思って。」
まぁ、遠慮もあるし、練習もなくいきなりだったしね。でもよく頑張りました!
ボーイズは「Mたちだけ、いっぱい試合できてずるいじゃん!」と嫉妬してましたよー。